小バエの生態

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夏になると、どこからやってくるのか小バエがうっとうしくなります。暑くなってくるとあっという間に増えてきます。危ないのは、収集日のビール缶、生ゴミ容れなどですぐに小バエが集まってきます。キッチンに置いた果物も好物のようです。

 

小バエというのは俗名で、発生場所によって種類は異なります。お風呂場などの小バエは主にチョウバエです。世界中で2500種、日本国内も約250種もいるそうですが、家で見られるのはキイロショウジョウバエ、クロショウジョウバエが殆どです。成虫でも体長は2~3mmと小さく、メスは羽化した後、3~4日でもう産卵します。

 

生存期間は約2週間~1ヶ月と短いのですが、そのわずかの間に500個以上卵を産みます。産卵場所となるのは、熟した果物、ぬかみそ、味噌などで、いわゆる身近な食品です。特に酵母がショウジョウバエには最適な食品ということで、従って発酵食品には特に注意が必要となります。

 

ウジが湧いてしまった糠味噌はすぐに廃棄しましょう。ゴキブリと違って小バエはすぐに飛んできます。家の中の生ゴミ、ジュースやビールの空き缶などがあると、すぐに窓から入り込んできて繁殖することがしばしばあります。とにかく網戸はしっかり閉めておかなくてはなりません。油断していると爆発的な大発生を招いてしまうので、数匹見かけた時点ですぐに徹底駆除をするように心がけたいものです。